MATAHIWI ESTATE – マタヒウィエステート

産地 Wairarapa ワイララパ
設立 2002年
オーナー Alastair Scott アラステア・スコット
醸造家 Miles Dinneen マイルス・ディネーン

ワイナリーを持つという夢を叶える

マタヒウィエステートは、長年、故郷ニュージーランドでのワイナリー事業を夢見ていたアラステア?スコットが、2002 年に北島ワイララパ、マーティンボロー近郊のマスタートンで興したワイナリー。ロンドンと東京で金融ビジネスに従事していたスコットは、1990年代後半にニュージーランドに戻り、幼少期の思い出の地であるワイララパ地区のマスタートンに落ち着きます。自分のワイナリーを持つという夢を叶えたスコットの次なる原動力は、この土地の個性を表現した世界レベルのピノノワールとソーヴィニヨンブランを造ること。さらにそのワインが国際ワインコンテストで上位入賞を果たすことでした。その成果が現実のものとなった現在は、自分達のワインを世界中に広めることに情熱を傾けています。マタヒウィエステートは、サステイナブルワイングローイング・ ニュージーランド(SWNZ)の基準に則り、最新の技術を活用しながら世界のプレミアムワイン生産者が実践する様々なアプローチを 広範囲に取り入れ、ワインを生産しています。

自社畑

マスタートン北?郊外にある自社畑の主要品種はソーヴィニヨンブランとピノノワール。
ブドウ畑では土壌や生物の多様性を健全に促進するため、カバークロップとしてオーツ?やチコリ、カラスノエンドウを畑にまき、ブ ドウ樹の根に窒素などの栄養素を提供しています。また蕎?とファセリアの花は、ブドウ畑を害虫から守ってくれます。

土壌と気候

マタヒウィのブドウ畑は?はけの良い微細な沖積ローム土壌。この土壌はワインガワ川( Waingawa River ) と ルアマハンガ川(Ruamahanga River)の古代の河川敷を覆っており、マスタートン近郊のオパキ/グラッドストーン地域からマーティンボロー南部にまで広がっています。この地は生育期が比較的長く乾燥しているのが特徴で、夏の日中の気温は28~32℃に達します。また夏の終わりから秋の初めにかけては日中の気温差が顕著です。収穫前の1ヶ月は気温が比較的低くブドウがゆっくりと成熟するため、とりわけプレミアム・ピノノワール生産に理想的な気候です。

フェニックスのロゴに込められた想い

マタヒウィエステートのワインのラベルやクロージャーに刻まれているロゴはフェニックスの絵柄で、2004年の初リリース時に、禁酒法以来初めてとなるマスタートンでのワイン造り復活を誇るシンボルとして定められました。このロゴには「この地をワイン産地として開放する」というメッセージが込められています。

主な評価/受賞等

「ME Sauvignon Blanc S’22」
2022 Awarded Gold by China Wine and Spirits Awards
2021 Awarded Silver by the Drinks Business UK Awards
2020 Awarded Gold by China Wine and Spirits Awards

「ME Pinot Noir S’20」
Double Gold New Zealand International Wine Show
93 points by Wine Orbit
92 points by Wine Rater
Silver by CWSA
90pts Bob Campbell