NZワイナリー訪問 in Marlborough②

NZワイン視察の旅

NZワイナリー訪問 in Marlborough①からの続き

2日目は精力的に動き回りたいってことで、朝9時には一軒目のワイナリーへ。

正面の扉を開けると素敵な空間が広がる

こちらは、スイス出身のヘルツォーグ夫妻が経営するワイナリー。1994年、二人はニュージーランドでワイン造りをすることを決め、Wairau川に接する11ヘクタールのブドウ園からスタート。

畑は現在ビオグロ認定(有機)されており、今でも収穫は手摘み&造りは伝統的手法を用いるなど、ワイン造りの全てにおいて妥協を許さず、こだわりを感じる丁寧な造りで品質の高さが評価されています。

ソーヴィニョンブラン(シュールリー)とピノノワールのクオリティーには恐らくみなさんビックリされると思いますが、その他NZではまだ珍しい品種アルネイスを手掛けるなど多才。ぜひ試してみて欲しい!

セラードアでは担当のSharonが丁寧にアテンドしてくれ、スムーズなテイスティングはもちろん、ぶどう畑やガーデンの案内も。オーガニックの畑にはそこかしこに沢山のお花が咲いていたりと、目にも心にも優しい景色が広がります。ヴィンヤードコテージに泊まることもできるので、次回はワインを飲みながら夜を明かしたい!

創業者/ワインメーカーのHansさんと最近のワイン造りについて言葉を交わしたり、快く写真を撮っていただいたりと、非常に楽しい2日目のスタートを切ることが出来ました。

Hans Herzogのワインはこちら

Nautilusのセラードア

Nautilus (ノーティラス)のセラードアカウンターに描かれたこのアートに、見覚えのある人は多いはず。

この貝の名が「Nautilus = オウムガイ」。殻の螺旋模様が数学的に完璧なバランスと云われていて、この自然なバランスとプロポーションをNautiusはワインで表現しようとしており、ブランドのシンボルとして据えています。

1985年に設立された家族経営のワイナリーで、日本では恐らくソーヴィニョンブランが有名かと思いますが、ピノやシャルドネの評価も高いんです。

まずはスパークリングで喉を潤させていただき、その後すぐに赤ワインの醸造所へ。ヴィンテージ毎にテイスティングしながら、それぞれの違いをしっかりと確認(白ワインの醸造所も一緒に周りたかったのですが、今回は試飲だけ)。

とある事情から駆け足で周ることになってしまったのが残念ですが、自分の目で見て味わってNautilusの素晴らしさを改めて知ることが出来、現地に足を運ぶって本当に大切だなぁと再認識しました。

Greywacke当日のテイスティングラインナップ

Greywacke(グレイワッキ)は日本でも良く知られるワイナリー。というのも、ニュージーランドワインを世界に知らしめたCloudy Bayの元チーフワインメーカーKevin Juddが創業者だから。現在は既にクラウディベイを去っていますが、同ワイナリーのコンサルタントを担っています。ケヴィンは2009年にGreywackeを立上げ、以降その名声は揺るぎないものに。ワイナリー名は、ぶどう畑に広がる「grey stone(堆積岩)」が由来。

なんと、ワインのみならずカメラの腕前も相当で、エチケットの写真はKevinが撮り下ろしたもの(お土産にポストカード仕立てになったセットをいただきました)♪

ワイナリー到着後すぐにテイスティングルームへと通され、同じ時間に予約していたNYとパリからのゲストとともに試飲がスタート。既に注がれたワインたちも飲み頃となっており、部屋いっぱいにワインの芳醇な香りが広がっていました。

ホステスChrisのプレゼンテーションに耳を傾けながら、一つひとつ丁寧に味わい、どれを購入するかどうかを吟味していきます。ゲスト皆でグラスを傾けテイスティングノートを交わすのも楽しく、和気あいあいと進むあっという間の数時間。非常に密な時間を過ごすことができました。

帰り際、可愛いワインドッグのラブちゃんたちと戯れ、この地を後に。

尚、当ショップでは、リースリングとシャルドネを扱っていますので、覗いてみてください。

Greywackeのワインはこちら


オマケ。

ランチは「Speight’s Ale House」にて。エールハウスなだけにビールが有名で、お料理も美味しく、ランチ&ディナースポットとして大人気。Marlboroughはワインだけではなく、クラフトビールもズラリと揃いブリュワリーツアーも人気です!

大好きなFish&Chips

コメント

タイトルとURLをコピーしました