| 産地 | Waipara, North Canterbury ワイパラ、ノースカンタベリー |
|---|---|
| 設立 | 2004年 |
| オーナー | Bruce and Peter Thomas ブルース&ピーター トーマス |
| ワインメーカー / ブドウ栽培家 | Dom Maxwell/Nick Gill |

Greystoneの始まり
2000年トーマス一家は、素晴らしい石灰岩質の丘陵であるオミヒ丘の古い羊農場を購入し、ユニークな石灰岩質のテロワールを生かした際立つワイン造りを決意。そして、ブドウ栽培家 ニック・ジルの助けを借り、オミヒ丘に13ブロック植樹。 土は粘土質で石灰岩質、そして北向きの斜面に位置し、ミネラルとコンセントレーテッドワインを育てるのに完璧な組み合わせだと感じた。 ※公式のワイナリー設立年は2004年 2008年に初めてのワインをリリースし、その後グレイストーンは瞬く間に成長。今ではニュージーランドのベストワイナリーの一つとして認められています。尚、ヴィンヤードは100%オーガニック認定を受けています。
ピノノワールからのスタート
「Greystone」の名前は、ブドウの根が育つ岩盤として発見された独特の石灰岩の集合体に由来。化石、貝殻、小石が北カンタベリーの地震活動によって融合した石灰岩の混合物です。時間の経過とともに、この古代の海底は押し上げられ、折り畳まれ、テビオデール丘陵を形成しました。 ピノノワールが石灰岩の土壌を好むことは良く知られており、この地から何ができるかを確認するために様々なクローン、アスペクト、ブロックを植えました。土壌の変化に合わせ、シャルドネとリースリングも植栽。平地には、堅く乾燥した粘土と砂利の中で育つゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ソーヴィニヨンブランを育てています。

畑へのアプローチとこだわりの醸造
ヴィンヤードの管理は、除草剤、殺虫剤、殺菌剤を使用せず、土壌とブドウの健康を積極的に促進するため有機手法と再生農業の手法を用い、細心の注意を払って手作業で行います(実践的なアプローチであり、ブロックと密接につながり、歩き、土壌やブドウの木、そしてブドウの微妙な変化を感じることを意味します)。大変な労力がかかるものの、大好きな作業でもあり、それが真に素晴らしいワインを作る方法だと信じています。 収穫時には房を一つひとつ手で摘み取り、食し、種子の熟度などをチェックします。野生酵母で発酵し、可能な限り無濾過で瓶詰めしています。清澄も濾過も行わずに瓶詰めすると、より多くのレイヤーと複雑さが明らかになります。それは、お気に入りのアルバムをレコードで聴き、より豊かでニュアンスのある音を聴くようなものです。

主な受賞歴・評価など
Top 50 Winery Viva’s New Zealand Wine Awards 2023
One of NZ’s Top Wine Producers, Decanter
94pts Bob Campbell MW
4.5 Stars Michael Cooper’s Buyer’s Guide


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受賞 / 高評価ワイン