Kia Ora!
さて、今回は北島へ移り、その先で周る予定のワイン産地をご案内します。わかりやすいように改めてニュージーランドの地図を出すと、北島下からWairarapa→Hawke’s Bay→Gisborne→Aucklandの順で旅します(前回の「NZワイン視察の旅 – 南島編」はこちらをご参照ください)。

■まずはWairarapaから!

Wairarapa(ワイララパ)はマオリ語で「輝く水」の意。首都ウェリントンから車もしくは電車で1時間ほどで訪れることが可能。
この地は、コンパクトながら多様性に富んだ地域で、数多くのブティック生産者がさまざまな品種で優れた品質のワインを生産しています。
生産量の多い順に言うと、ピノノワール、ソーヴィニョンブラン、シャルドネ、ピノグリといった感じ。
こちらでは、NZ winelover創設時から取り扱いのあるワイン生産者へ会いに行ってきます!
■Wairarapaから→次の地Hawke’s Bayへ

Hawke’s Bay(ホークスベイ)はNZ国内で第2位のワイン産地(第1位はマールボロ)。
1851年に初めてブドウを植樹して以来、「最高の赤ワインと白ワインの生産地」として国際的に高い評価を得ている地でもあります。ちなみに、生産量の多い品種は、シャルドネとソーヴィニョンブランが拮抗していて、次にメルロー、ピノグリ、シラー、ピノノワール、カベルネソーヴィニョンの順。
この地では、マールボロ同様、周る場所が広大なため2日間の滞在を予定しています。既に行ったことがある方も、これから行くであろう方も感じると思いますが、私個人的にホークスベイはNZ国内で実は1番「ワインツーリズム文化」を体感できると感じる産地です。
■Hawke’s Bayの次は・・・Gisborne!

Gisborne(ギズボーン)は、Captain Cook最初の上陸地であり、ニュージーランド内では最初に日の出を見られる場所として有名。
ワイン産地的には、大規模な生産者とブティックワイナリーと呼ばれる小規模生産者が混在しているエリアで、新しい品種やクローンとのマッチングが活発に行われています。
現在、ブドウ品種はシャルドネが主流で、次いでピノグリ、ソーヴィニョンブラン、メルロー、ゲヴュルツトラミネルと続きます。
■北島の最終地はAuckland!

NZワイン視察の旅、最終地はAuckland(オークランド)。日本とNZ間の直行便発着地はここオークランドで、ここをハブとして国内・国外への行き来が活発に行われています。
もちろん、ワイン産地としての魅力もたっぷり!
ここオークランドは、NZで最も古いワイン産地の 1 つで、1900年代初頭にクロアチア人、レバノン人、イギリス人のワイン生産者によって開拓されました。以降、非常にパワフルで濃厚な赤ワインや、ワールドクラスのシャルドネと上質なアロマティックワインの本拠地としてあまりにも有名。
生産量的には、先ほどのシャルドネを筆頭に、レッドブレンド(メルロー主体が比較的多いかな?)、シラー、ピノグリ、メルローときて、カベルネフランとカベルネソーヴィニョンがほぼ同率。
旅の始まりと終わりは、どちらもオークランド。どうか楽しく過ごせますように!
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