My ハウスワインのすすめ

My ハウスワインのすすめ

Kia Ora!
NZ wineloverオーナーの堀内です(堀内のプロフはこちら)。

レストランやカフェなど、ワインを扱う飲食店には、たいていそのお店イチ押しの「ハウスワイン」があるのをご存知でしょうか?

お店にとっては自分達をよく知ってもらうためのいわゆる看板ワインになるので、ワインの味はもちろん、お出しするお料理に合わせやすくするのは必至。
そこから、ワインに対するリテラシー、こだわり、そしてセンス(!!)までをも知ることが出来るから、私自身はけっこう注目するところです。

一方で、家飲みや宅飲みをする場合、みなさんどこまでこだわりを持ってワインをお選びになりますか?

あまりそこまで深く考えずに選んだり、まあなんとなく飲めれば・・といった選び方をしている方もいらっしゃるのでは。もちろん、家で飲むのだから堅苦しいことは抜きで楽しむことが大事!!ではありますが、せっかく飲むのであれば美味しくって、ちょこっとだけウンチクも披露できて嬉しい、私だけの「My ハウスワイン」を選んでみませんか?

「My ハウスワイン」の選び方、ポイントはたったの3つ!

ポイント1:料理とのマリアージュを考える

レストランなどにあるように、ハウスワインはお店の顔でもあり、自信を持っておすすめするものなので、例えば「こちらのスペシャリテはこのお料理だから、それに相性ピッタリのこのワインを選んだんだな」という感じでみることができます。

ご自宅でホームパーティー、ご家族・ご友人でワイワイとお食事をする際も、そんな自信を持って心からおすすめしたいと思える「My ハウスワイン」をサーブできたら素敵だと思いませんか?
しかも!そのワインについて語れるちょっとしたウンチクがあるとさらにワクワクしてきませんか?
正直、そこまで堅く考える必要は全くありません。自分自身で良く作るお料理が決まっていたら、それに合うだろうなというワインを選んで試す、ということを数回繰り返せばおのずと理解も深まり「これだ!」というものに出合えますので。

例えば、私の場合。ニュージーランド料理でいうとラムチョップをお出しする時は、ラムの香りや味にワインを寄り添わせたいので、少し重めのピノカベルネなどをチョイスします(タンニン豊富な赤ワインが、脂ののったラムを食べた後の口中を上手にまとめるから、です)。その他ざっくり言うと、カルパッチョやシンプルなお魚料理にはソーヴィニョンブランリースリングなど白ワイン系、クリームやソースがしっかりとしたお魚・お肉料理にはシャルドネ赤ワイン系、和食の場合は今のところ自分史上最高の発見だと思っていますがロゼが抜群に合うと思っています。

などといったように、自分の得意料理とワインのマリアージュが「My ハウスワイン」を決める一番の近道です。

 

ポイント2:イベントや気分次第で考える

ワインを飲むのは、ご家族やご友人とワイワイですか?二人でしっぽりと?それとも一人でリラックスして?
飲みたいタイミングはそれぞれ違うと思いますので、「My ハウスワイン」はこれ一本だけ!と決めてしまうよりは、ハウスワインの中にも選択肢がいくつかあると素敵ですよね。
ワインにまつわるエピソードを語り合ったり、飲みながらあれこれと思いを巡らせる・・というのはとても心地よい時間になるはずです。

しかも選ぶワインが誰もが知っているものもアリだとは思いますが、私自身は仕事柄ニュージーランドや南アフリカなどといったニューワールドのワインを紹介されるとやはり「お、なかなかワイン通だな?」と感じますので、オプションの一つとしてお考えいただくと良いかもしれません♥

 

3.価格で考える

「My ハウスワイン」は自分を表現する定番ワインになるものとは言え、あまり高過ぎても微妙、リーズナブル過ぎても・・ですし、なるべくコスパが良いものを選びたくなりますよね?
一般的に高いワインは美味しい、というのは当たっていることが多いですが、日常的に楽しむなら2,000円~3,000円台で選びたいもの(1,000円台でももちろんありますが、日本に入ってくるニュージーランドワインでご紹介できるものはあまりないので、ここはごめんなさい!!)。
ワインの価格は不思議なもので、NZワインも数千円で買えるものから、数万円を超えるものまでさまざま。ぶどうの品種、醸造方法、生産者、作業の手間暇、収穫方法、など色々な要因で差が。
なので、My ハウスワインを選ぶ際には購入価格の上限を設定し、その中からお好きなものを選んでいく、ということをおススメします。

いかがでしたか?
次回は、「My ハウスワインのすすめ -白ワイン篇」をお届けします。

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