6月のある日、なんとも嬉しいご招待をいただきました。
それは一通のメールから始まったのですが、差出人はなんとニュージーランド大使館。
正直、最初は「え、私・・何かやらかしちゃいました?」と思ったほど(笑)。
でもタイトルを見てびっくり。「NZワイン VIPネットワーキングイベントへのご招待」とあるじゃないですか!
駐日大使公邸にて開かれた、特別な夜
当日はあいにくの雨模様。でもそんなの気にならないくらいワクワクしながら向かったのは、渋谷・神山町のニュージーランド大使館。
しかも今回の会場は、なんと大使が実際に暮らす「駐日大使公邸」。
あまりに素敵すぎたのと、プライベートな空間に関してはお写真は控えましたが、まるで知人宅にお呼ばれしたような温かく落ち着いた雰囲気に癒されました。
そして何より感動したのが、Hamish Cooper駐日大使の日本語スピーチ。
ご自身の言葉で、流れるような美しい日本語で語られるNZワインへの想いに、拍手が止まらず…心を動かされました。

来日したのは、選りすぐりの8ワイナリー
この日登場したのは、ニュージーランドから来日した8つの注目ワイナリーたち:
- Eva
- Fistonich
- Marlborough Grape Growers
- Matahiwi
- Darling
- Te Pa
- Tiraki
- Cirro
なかには日本初上陸のマイクロワイナリーも多く、造り手さんたち自らがグラスを片手にワインを注いでくれるという、贅沢すぎるシーンも…!その場でテロワールや醸造のこだわり、土壌の特徴などを丁寧に語ってくださり、ただの「試飲」ではなく、まるでその土地を旅しているかのような体験でした。

↑ 会場の様子は@nzwinelover Instagramでもご紹介中!
ワインの向こう側に、人のつながりを感じた夜
今回嬉しかったのは、InstagramなどSNSでつながっていた方々と、実際にお会いできたこと。
オンライン上のやり取りをリアルに変えてくれるのも、NZワインならではの“オープンさ”や“人懐っこさ”あってこそ。
そして参加者はおそらく50名ほど。
パーティって人数が多すぎると、なんとなく会話しづらくなってしまいがちですが、
この絶妙な「少人数制」こそが、大使の配慮だったのかもしれません。
おかげで、インポーターさんや同業の方々、そして大使館のスタッフの皆さんとも、ゆったり会話を楽しむことができました。

↑ 別投稿はこちら → Instagram投稿2
サステナブルなNZワイン、そのこれからにも注目
今回出会ったワイナリーのほとんどが、サステナブルなワイン造りに真摯に取り組んでいて、
あらためて、ニュージーランドという国全体が**「地球にやさしいワイン」を本気で目指している**ことを実感しました。
事実、NZのぶどう畑の約96%がサステナブル認証済みというのは、世界でも類を見ないレベル。
世界のワイン全体の生産量で見れば、まだ1%にも満たない小さな国かもしれない。
でも、そこにある志や、造り手の情熱、そしてクオリティは、「堂々たる世界基準」なんです。
まとめ:心に残る、贅沢であたたかな時間
おいしいワイン、美しいスピーチ、リアルな出会い、そして国の未来を担う取り組み。
すべてが詰まったこの夜は、まさに「NZワインの今とこれから」を体感する時間でした。
こうした素晴らしいイベントに参加できたこと、あらためて感謝しています。
そして私自身も、NZワインの伝道師のひとりとして、これからもその魅力をお届けしていけたらと思っています!
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