Allan Scott来日!ワインと料理が織りなす、贅沢な一夜

ワインイベント

2024年某日、東京にて開催されたスペシャルイベント。
この日お越しくださったのは、アラン・スコットの創業者の息子であり現CEOのジョシュ・スコット(Josh Scott)さん、そしてワイナリー併設のAllan Scott Bistroでヘッドシェフを務めるマットさんのお二人。

実は、ワインメーカーとシェフが揃って来日するのは、アラン・スコット史上初の試み。
ワイナリーの「今」を支えるキーパーソンたちが揃って来てくださったこの機会は、まさに特別でした。

アラン・スコットは、1990年に創業されたニュージーランド マールボロの家族経営ワイナリー。
父・アランさんが、自らの名を冠して設立しました。

その歩みは深く、アラン氏自身は1973年、マールボロで初めてブドウが植えられた時代から、ワイン造りに深く携わってきた人物。いわばNZワイン界のパイオニアとも言える存在で、「アラン・スコットの名を知らぬ者はいない」と言われるほどです。

現在は、兄ジョシュさんがワインメイキング、妹のサラさんがぶどう栽培を担当。
家族それぞれの情熱が注がれたワインには、クラシックでいてしっかりと芯のある味わいが宿っています。

ニュージーランドと日本の旬を結ぶ、一期一会のペアリング体験

今回のディナーでは、Mattさんがニュージーランド現地の食材と日本の旬を融合させたコース料理を提供。そこにJoshさんセレクトのワインをペアリングするという、まさに一期一会な体験を楽しめる時間となりました。

イベント当日は、わずか十数名という小規模な会で、ジョシュさんやマットさんとじっくり言葉を交わせる、とても贅沢な時間となりました。

しかもワインについてはジョシュさんから直接、醸造の意図や今年のヴィンテージの傾向などを聞けるだけでなく、料理とのペアリングの妙についてはシェフ本人から説明をいただけるという、ダブルで濃密な体験。

ペアリングに使われた食材や調理法も、マールボロの土地と密接につながるものばかりで、まるで現地に旅したかのような感覚を覚えるひとときでした。

中でも印象的だったペアリングは:

  • 🍷ブルーチーズ、洋梨ピクルスのブルスケッタ × 樽熟成ソーヴィニヨンブラン
  • 🍷NZ産グリーンマッスル × 2024 Newヴィンテージのソーヴィニヨンブラン
  • 🍷スモークヴェニソン(鹿肉) × 24ヶ月樽熟成のピノノワール
  • 🍷ノンデイリーパンナコッタ × ピノグリ
  • 🍷チーズプレート(写真撮り逃し…!) × グリーンジンジャーワイン(リースリングベース)

↑ 他のお料理写真は@nzwineloverのInstagramにて公開中!


Allan Scottの今、そしてこれから

Joshさんからは、醸造のこだわりや現在進行中の新しいチャレンジについても伺うことができました。
実は彼、クラフトビールや新感覚ワインにも積極的に取り組んでいるそうで、アラン・スコットの伝統と革新を同時に感じられる話がたくさん。

Mattさんからは、現地レストランでの料理づくりの背景や、マールボロの風土に合った素材選びの工夫も伺えました。

↑ お父様のAllanさん直筆サイン入り本をいただきました!超貴重!!


この体験がもたらすもの

ワインを感じ・味わいながら土地や人の物語をなぞる、そんな素晴らしい体験を実感するイベントとなりました。アラン・スコットが守り続ける伝統と、そこに息づく革新性。
そして、マールボロの風土を五感で感じられるワインと料理のハーモニー。

NZ wineloverでは、これからもそんな出合いをお届けしていければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました